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2017年01月17日

今日日そんなめでたい小学生はいない!

1週間で勝手に勉強する子供に変わる

楽しい家庭学習法 親勉!

日本親勉アカデミー協会 代表

小室 尚子です。

「小室先生のモチベーションって、
どこから来るんですか?」とよく質問されます。

私ね、会うとビックリするくらい穏やかです。
いえ、嘘つきました!(オイッ!)

穏やかではないけれど、気分が上下しないんです。
常に一定に保たれています。
しかも低いところで。
止まった心電図ぐらい低い。(オイッ!2回目)

「どうしてかなー?」
とずっと思っていたのですが、
今やっと分かりました。

学習塾あがりの私にとって、
ビジネスの問題解決も
勉強の問題集も扱いが一緒なんです。

まず「答えが絶対的にある」
というのが大前提。

だから、「答えがないんじゃないか?」
と疑う余地がない。
答えはいつも一つで、
「私には他の答えがあるんじゃないか?」
と無駄に悩まない。

だって問題を解けている人がいるんだもの。

その必ずある答えに対して、
何度も何度も取り組むだけ。
ひたすら、あーでもないこーでもない、
とやるだけ。

そこに感情は全く使いません。
だって、泣いたりわめいたりしたら、
余計問題が解けなくなる。

問題を解ける方法は、
唯一考え続ける他にはない!
この境地をそのままビジネスに投影しているだけ。

中学受験の算数の問題は
本当に難しくて、
一問解くのに30~40分かかることが
ザラにあります。

学習塾経営時代、
よくこんな光景をみました。

算数の過去問、
一心不乱に向き合う生徒、
教室には鉛筆の音しか響きません。

15分、20分も経つと、
鼻水をすする音が聞こえます。

生徒の様子を伺うと、
みんなにばれないように
そっと涙をぬぐう生徒がいます。

今までも一生懸命勉強に取り組んできました。
私にやれと言われたことは、全てやってきました。

だけど、現実は甘くはなく
解けない問題も、まだまだあります。

だから、解けない問題を
目の当たりにすると
これだけ頑張っても頑張っても
出来ない自分に不甲斐なく
涙が出てきてしまうんです。

本当は泣きたくないけど、
涙があふれてしまうのです。
そんな生徒を帰り際、呼び止めます。

「感情的になったら、特に算数は解けない。
心はホットでも頭はクール出ないと
受験では絶対に勝てないよ。

涙がどうしても出る時は、
「心はホットで頭はクール」と唱えなさい。
そして気分を切り返して、
問題に取り組みなさい」
と生徒に言っていました。

中学受験は、これを2年という時間をかけて、
何度も何度も繰り返し、
受験にのぞんでいくのです。

私は
「私らしい稼ぎ方」とか
「ひきよせでお金をいただく」とか
ビジネスをはき違えて考えている輩が
大嫌い!

受験もビジネスも全く一緒で
競争原理の元に成り立っています。

競争の正解は、数字です。
受験なら点数、ビジネスなら
目標としている売り上げです。

しかも、この私らしく引き寄せで稼ぎたい宗教は、
簡単に結果が出ると思っている!

そして、短絡的!

小学生でさえ中学受験に2年は使うのに、
たった数ヶ月ごときで
「SNS活動に疲れた」
「やっても集客出来ない」
「私が望んでいたのはこれとは違った」
と言いやがる!

そして、急に自然とか宇宙とか
自分自身の内なる声とか
言いやがる!

そんなのサピや日能研で言ったら、
「はいはい、
大変だから諦めるんですね」と
相手にもされません。

たいたい小学生より、忍耐も根性もない大人に
ビジネスなんて出来る訳がない。

・・・おっと、
心電図が跳ね上がりました。笑

いつもの心停止レベルにまで落とします。

ビジネスも勉強も、
とにかく、2年間
言われたことを素直に実行し、
やるべきことを日々淡々と
出来ないことを出来るまでやってみること!

そうすれば、必ず出来るようになるから。

FB投稿も、
ブログやメルマガを書くことも
2年も続けたら、
屁とも思わなくなるから。

「↑が出来ません。
でも、ビジネスで成功したい!」
という起業家は、
過去問が解けないのに
志望校に合格したい、というのと一緒。

今日日、そんなめでたいことを言う輩は
小学生でもいないわ!!!

 


記事作成:日本親勉アカデミー協会 事務局