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2017年05月22日

コンビニへの夜散歩

1週間で勝手に勉強する子供に変わる

楽しい家庭学習法 親勉!

日本親勉アカデミー協会 代表

小室 尚子です。

みなさん、こんにちは。

 

お蔭様で先日紹介した
私の処女作
売れまくっております。

 

出版してまだ1ヶ月たっていませんが
4回も相殺、いえ増刷されています。

 

紀伊国屋新宿店 1位獲得!
丸善丸の内店 1位獲得!
三省堂西部池袋店 1位獲得!
三省堂成城店 1位獲得!
有隣堂たまプラーザ店1位獲得!

当然、アマゾンでも1位獲得!

「楽しく遊ぶように勉強する子の育て方」

https://goo.gl/nEghPt

 

増刷に伴い、保育園や幼稚園、
書店での講演も依頼されています。

 

嬉しいですっ!!!

 

なんとか出版社の編集さんと
スケジュールを調整し、
必ずや参ります!
私がみなさんの地域に行った際には
ぜひ、遊びにいらしてくださいね。

 

 

さて、本日は私の
高校三年生になる娘の話です。

 

我が家は、夕飯を早く済ませた夜は、
娘に「一緒にコンビニに行こう」と
誘われるのが、なんとなく習慣になっています。

 

特に欲しいものがあるわけではありません。

せいぜいペットボトルの
飲み物を1本づつ買う程度。

 

わざわざ買いに行かなくても
冷蔵庫には何かしら飲み物はあります。

 

でも、コンビニまで買い物しても
往復15分の時間を、
何十回と一緒に過ごしてきました。

 

 

先日の話題は、
お弁当が茶色すぎて
まるでじーさんの弁当みたいだった
という苦情。

古文の助詞と助動詞が、
よく理解出来ないこと。

部活での揉め事。

 

たわいない話を、
私はふんふんと聞いているような
聞いてないような素振りをしながら
歩きます。

 

 

娘がまだ小さい頃は、
「忘れ物がないか」と心配し
「勉強についていけるのだろうか」と心配し
「学校の友達と
上手く行っているのだろうか」
と心配しました。

 

日々の心配事は絶えず
その心配事が何年も消えず
まるで心配するのが子育てのように
思い勘違いしていましたが、

ある日からそれを辞め、
心配事する子育てから、
応援する子育てに変えました。

 

すると、
「あの子に
何かあったらどうしよう」が

「あの子なら
どんな事があっても大丈夫」

に変わったのです。
見守れるようになったのです。

 

 

娘と手を繋ぎコンビニ袋を下げながら、
ブラブラ帰る夜道、

あー、私はこうやって
高校生の娘と
仲良く並んで歩ける関係になるために、
ずっと子育てを頑張ってきたんだなーと、
思います。

 

この一緒に過ごせる時間が
全ての答えのような気がします。

 

幼児・低学年なら、
力づくで抑えることも出来るけど、
十数年後の親と子の距離は
並んで歩くには苦し過ぎる。

第一、いくらこちらに気持ちがあっても、
むこうが避けて、距離を置くようになる。

 

 

高校生の娘に私は愛されてる、
と感じた夜、
子育ての何度目かの節目を感じました。

私の子育て、間違ってなかったな、と。

 

 

今やっている子育てが苦しいなら、
中学・高校と成長したときの子育ては、
もっともっと苦しくなります。

もう向こうから抱っこを
せがまれることもないし、
お菓子や玩具で機嫌をとることも出来ない。

 

そうなってから修復しようと思っても
大人に半分足を踏み入れた向こうにとって
親は煩わしいだけの存在でしかない。
距離は離れていく一方です。

 

もうすぐ子育てが終わるであろう私の答え、
それは「ちゃんと育てる」を求める必要はない
ということ。

 

子育ては、「楽しく」が正解です。
それだけ出来ていれば、
後は勝手に育っていきます。

 

立派な親でなくとも
一緒にいるのが楽しければ
コンビニへの買い物も
いくつになっても、誘ってくれることでしょう。

 

 


記事作成:日本親勉アカデミー協会 事務局