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2020年08月29日

子育ての悩みに使える最強のツールはこれ!!!

前回の記事では、
娘が附属である大学に入学した後
「やっぱり、違う大学に行きたい!」と
受験を決意。

予備校に通ったものの
結果は全大学不合格だったことを
お話しました。

 

いやーーー、
結構、真面目に勉強していたのですよ。

 

だから、それなりにショックを
受けたらしく、号泣しておりました。

 

そんな娘に私がかけた言葉は、
こちら。

 

「ママの会社、
税務調査が入るんだよね。

もしかしたら、追徴課税が
何百万、何千万も
あるかもしれない。

だからさー、ちょっとバイトに
入ってくれない?」

 

追徴課税という聞きなれない言葉に
ビビった娘。

「えっ、ママ、捕まるの?!」
とトンチンカンなことを言い出しました。

 

縁起でもない!

これでも私は、
たくさん納税をしている
善良な市民!!

 

そんなこんなで、
来るべく税務調査に向け
娘を経理のバイトに引き込みました。

子育てのポイント その1
・上手く行かなかったことに
目を向けて動けなくなっている時は、
具体的な楽しい未来を提案してみよう。

娘の場合の未来は、
税務調査というあまり楽しくないものですが、
10代の日常からかけ離れている
ママの危機に、娘の興味は
こちらに向きました。

ちなみに、娘が
バイトに入っている時、
社長の私と
ほとんど顔を合わせる機会は
ありません。

弊社は、上野に本店と
秋葉原に支店があり、
娘は上野、私は秋葉原に出勤するので
そもそもの勤務地が違うのです。

だから、実際に娘に指示するのは、
経理担当の社員。

 

色々と帳簿を見ていくうちに
娘は気が付きます。

 

経費って、こんなにもかかるの?!

社員への給料って、
こんなに払わなければいけないの?!

何より、ママってこんなに
稼いでいる会社の社長をしているの?!

 

同時に、社員からも
様々なことを教えてもらいます。

 

エクセルの使い方、
書類の整理の仕方、
契約書のまとめ方、
効率の良いコピーの取り方。

 

「Terakoyaという
会社を回していくためには、
ただカルタや講座を売るだけでは
やっていけないんだ」とーーーー

 

子育てのポイント その2
・思春期を迎えた子供は、
親以外の大人に指導してもらう。

10代の子供って、親の言うことに
貸す耳は持ち合わせていません。

でもね、信用している
他人の言うことは、
しっかり聞いて
くれるんです。

 

普段から私は、社員について
「〇〇さんは、こんなところがすごい」
「〇〇さんが、こんなに売り上げに
貢献してくれた」
という話をしています。

 

そんな大人から指導を受ける
機会を持った娘。

私に対する
「うぜーーー」と思う気持ちを
社員に持つことは
微塵もなかったようです。

それどころか、
「仕事でこんな失敗をして、
〇〇さんに注意された。
申し訳なかった」

「仕事は早くて丁寧と、
〇〇さんに褒められて、
嬉しかった」

という、成長を感じられる会話が
よくありました。

このことを踏まえて、
一体私が何が言いたいのか?
と申しますと

起業って最強じゃね?!
と、いう境地に現在至っています。

 

先日、発達障がいの中学生の
お子さんがいらっしゃる
お母さんから、
「将来のことを考えると
不安になる」というご相談を
いただきました。

 

このお母さんは、起業されてます。

 

だったら、私のように
自分の会社で、我が子を雇う、
という発想を持ち、

そのために「会社を大きくする」と
目標を立てるのは、いかがでしょう?

 

もし、今「自分の会社に、
子供を入れるのはちょっと・・・」
と思った方がいるならば、

それはお母さんご自身が
自分でお子さんを指導する前提を
考えているからです。

 

信頼出来る社員を育成し
その方の育成を任せれば、
お子さん自身の甘えも
出ることはありませんし、

我が子の働きぶりを見て
社長の親がイライラするという
感情の無駄使いをすることも
なくなります。

 

発達障がい児や
不登校児やハンディを持った
お子さんの就職は、本当に難しい。

 

それならば、お母さんが
お子さんでも出来る事業を
作ってしまえばいいじゃない?!
と提案したいのです。

 

私の周囲は、起業している人しか
おりません。

 

みんながこの考え方が
出来るようになったら、

起業家仲間の会社に
我が子をお願いすることも
可能になります。

 

そこを目指すことが出来れば、
お母さんの社長が、
会社を大きくする意義も
見いだせます。

・・・

・・・

・・・

 

こんなことを書いたら、
「うちの子も、小室さんの
会社に入れてください!」
というお母さん、出てくるのよね・・・

 

そういうの、超依存型の
子育てと言います。

 

お母さんが
「自分で、どうにかしよう!」
という意識がまるでない。

 

そんなお母さんに
育てられたお子さんを
採用しよう!という会社、
ありますかね・・・

「起業って最高じゃね?!」
「起業することで、
子育ての将来の悩みの
大部分は解決できる!」

といくら私が提唱しても
お母さん自身が自分ごととして
考えられない人は
何も始まりません。

あ、そうそう。

受験に全落ちして娘ですが、
現在は、元々いた大学に戻りました。

そして今、私の隣で
ある起業家に提案する
50万円の仕事の企画書を
PCで作成しています。

3時間以上、無言で
集中してやっています。笑

上手く行かなかったことに
目を向けて動けなくなっている時は、
具体的な楽しい未来を提案してみよう。

「どこの大学に行くかではなく、
自分が何を提供出来るのか?」
ということの方が、
価値があることを

只今、身をもって
体験している最中です。