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2020年08月30日

不登校児に対するアドバイスへのモヤモヤ

前回の記事
「子育にての悩み使える
最強のツールはこれ!!!」に
感想をいただいき、
ありがとうございます!

 

「イヤイヤ期の真っ只中で、
食事をするにも着替えをするにも
大変です」とか

「4月からの入学にまだ慣れず
毎朝学校に行きたがらない子供に
イライラしています」とか

そんなふうに、
お困りの方も多いかもしれません

 

ここで、残念な
お知らせがあります。

 

そんな悩みは、
中学生以降のガチの
反抗期に比べたら
屁どころか、
匂いもしない
無臭レベル。

 

本日、あるお母さんと
こんな話をしました。

 

「中三になる息子が
半年以上、学校に行っていません」

「家で何をやってるの?」
と聞いてみたところ、

「プログラミングをやっている」
ということでした。

 

「だったら、一度、
うちの会社に連れて来て。
何か、頼める仕事があるかもしれない」
と、こんな話しをしました。

 

実は、この中学生
私かつて経営していた学習塾
Terakoya Kidsの元生徒。

 

「お子さんのありのままを受け止めよう」
とか
「まずは、お子さんのことよりも
お母さんの自己開示を」
とか
不登校児への対処法を読んでいると
私、かなりモヤモヤしてしまうのです。

 

確かに、不登校の原因に
親子関係が影響していることもあるでしょう。

 

でもね、親子関係を見直すことが
不登校児の自立と
イコールにはなりません。

 

一番の問題は、
その子が将来一人で
食べていけるかどうかです。

 

なぜ、多くの親は学校に行ってほしい、
と願うのか?

 

それは、学校ぐらい卒業しておかないと
雇用という道が
絶たれてしまうから。

 

確かに、中卒で仕事をしている方は
世の中にたくさんいらっしゃると思います。

 

しかしながら、私の周囲を見ていると
うちの社員にはいません。

取引先の会社の方も
まずないでしょう。

 

そのくらい、実社会の中では
中卒の方仕事をする機会が
ないのだと思います。

 

これだけ仕事をしている
大人がたくさんいる中で
知り合う機会がないのは、

中卒の方が活躍する場が
限定されているからではないでしょうか?

 

そこに、親子関係の話をもってきても
全く的外れ。

何も解決するものはありません。

 

だから、私は
モヤモヤしてしまうのだと思います。

 

私はそのモヤモヤを自分で
払拭したい。

 

そういう場を
まずは私自身が、提供できるように
なってやろうじゃないの!!!
と奮起しております。

 

元教え子に仕事を振れないぐらいの
カツカツ経営をしているようじゃあ、
何のために起業をしたのか
分かりません。

 

起業は、自己満足や自己実現ではなく
社会貢献。

 

今後、この元教え子が
どんなふうになるのか?

○○○さんに
報告出来る日がくることを
願っています。

 

難しい年齢です。

仕事をふったとしても
簡単にはいかないことを
重々承知しております。笑