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2021年04月07日

専門は家庭科。なのに投資を教える高校教師

○○○ さん、こんにちは。
本日のタイトルは、
「専門は家庭科。
なのに投資を教える高校教師」です。

 

一見、怪しいタイトルにも見えます。

家庭科の先生が、投資を
教えるなんて、誰もが
「おいおい、大丈夫かい???」
と思いますよね。

 

でも、こんなことを積極的に
推進している団体がいるのです。

 

それは、文部科学省!!!

 

2022年後から、
高校の家庭科の授業で
投資について教えるということが
義務づけられます。

 

調理とか裁縫とか子育てとかについて
教える家庭科の先生が、
投資について教えるって
ちょっと無理ないですかね???

 

投資って、

お金を増やす方法よ?!

 

何なら、いきなり役目を押し付けられた
家庭科の先生も、迷惑ですよね?!

 

 

昨日、5日間に渡って行った
中学生以上が対象となる
「お金のがっこう」の講座が
終了しました。

 

「あのー、質問があるのですけれど・・・」
と、昨夜の講座中、
女子中学生が手を挙げました。

 

小室「どんな質問?」

中学生「私は、大学生になったら
不動産投資をやってみたいのですが、
何から始めたら良いですか?」

小室「おっ、すごくいい質問だね。
今日の講座の中で、
全く話す予定はなかったんだけど、
特別に教えるね。

Mさんは、毎月いくらぐらい
家賃を得たいと思っているの?」

中学生「15万円ぐらいかな」

小室「じゃあ、簡単に
計算出来るやり方を教えるね。

15万円×12ヶ月=180万円が
1年間の家賃だよね。

その180万円を3%で割ります。
何で3%なのかというと、
利回り8%ぐらいの物件だと
利益が3%ぐらいになるから。

不動産の物件を買う時は、
利回り8%以上って覚えてね。

つまり5%が、アラリノシカクでいう
固定費や変動費にあたるんだよね。

180万÷0.03=6000万円。
答えは6000万円の物件を買ったら、
月に15万円の家賃がもらえるよ」

中学生「・・・(そんなに高いのかという表情)」

小室「でもね、不動産は20%のお金を
準備したら買えるんだよ。

6000万円の20%だと1200万円。
あとの4800万円は銀行で借りる。
これを「レバレッジをかける」というんだよ。

じゃあ、1200万円貯めるには
どうしたら良いと思う?」

中学生「貯める?」

小室「そう、当たり前だけど
それしか方法はないんだよね。

ちなみに私の娘は、
今大学2年生だけど350万円貯めたよ。

足りない分は、これから
ママ銀行から借りる予定。

それでも1200万円が貯まらない場合は、
まずはもっと小さい物件から
買っていけばいいよね」

中学生「ありがとうございました」

たった5日間受けただけで、
これだけの質問が出来るようになる上に
↑の内容も理解出来るようになる
中学生以上の親子が参加したお金のがっこう。

 

自分の資産さえ形成していない
(かもしれない)家庭科の高校の先生が
どれだけの内容を教えられるのか
大体、想像できますよね・・・

 

私が、↑の質問に答えているような
・不動産投資は利回り8%以下のものは買うな
・不動産投資の利益はだいたい3%
という内容は、

大人が勉強するような
実は、○十万円もするような
不動産講座で教えているものなのです。

 

・どうやって銀行から
融資を受けたら良いのか?

・不動産を購入する際は
会社法人と個人、
どちらで購入した方が良いのか?

・税金はどうなるのか?
など、様々な内容にも答えられます。

 

家庭科の投資の授業で
一番危惧しているのは、

今回お金のがっこうを受講した
中学生や高校生が、
「えっ、高校でやる投資の授業って
このレベルなの?!」と落胆してしまうのではないか?
ということです。

投資もいいんだけど
投資をするための元となる
資金をどどうやって調達するのか、
家庭科の先生たちは、話せるのかな・・・???

新中学生になったばかりの
お母さんである親勉インストラクターの
いなみしょうこさんからは、
こんな感想をいただいてます。

 

=====

実は、ちょっと
後悔してたんですよね・・・

でも、やっぱり・・・受講して大正解でした。
今日は、小室 尚子先生による全5回の

 

中高生のための「お金のがっこう」ラスト!

新中1の長女ちゃんとは、
将来の仕事や、お金の話をする時が
一番盛り上がるので、
この講座は案の定「受けたい!」と即答でした。

 

・・・が、
同席された中高生の皆さんの
レベルが高すぎて!!

 

中高生でお金について学ぼうという
姿勢が素晴らしいですし、
更にここまで考えられるの?!
と大人顔負けの回答が続々と。

 

長女ちゃん、
「ママ、みんなスゴすぎるよ・・・」と
怖気付いてしまいまして、
長女ちゃんにはちょっと早かったかなぁ、
と思ったりも。

 

と言っても、今の時期に
お金の教育を受けられるなんて
貴重な機会ですよね。

 

私自身、お金の知識がなくて
苦労したことがあります。

 

この先、一生必要なお金の教育について
我が子に「知識の種まき」を
しておきたかったので、
そのまま受講し続けていました。

 

びっくりしたのは、
先週末の旅行中の会話。

 

もうすぐ中学生だねーからの、
大学どこに行きたい、
卒業したら就職だね、
まずはEクワドラント目指して
会社で働くけど、
それだけじゃあお金持ちになれないから
BとIを目指したいなぁ。

 

と、将来に対する会話の質が
ガラッと変わっていました。

 

これまでは、
◯◯の仕事がしたい、とか
「働く」=「雇われる」という思考が
大部分を占めていたように思いますが、
色々なお金の稼ぎ方がある、と
一気に将来の世界が広がったのが
分かりました。

 

母である私が、会社員をしながら
個人事業主としても活動し、
いつか会社を設立し、投資をする。

 

その背中を、
長女ちゃんはきっと訳もわからず、
ずーーーっと側で見てきたのでしょうが、
小室先生の話を聞いて
色々と繋がったのだろうと思い、
とても嬉しかったです。

 

長女ちゃんは、
他の優秀な学生さんに怖気付きながらも、
旅行で参加できない日以外はリアル参加して、
旅行の日の分も、最終日までに視聴して、
大事だと思うところを
ノートに書き込んでいました。

 

講座の中では、長女ちゃんが学んだことを
自分なりに答えることもできたのかな、
と思います。

 

また、改めて、
ロバートキヨサキ氏の本にもある通り
親である私自身もお金の知識を学び続け
子供に伝えていきたいと思いました。

 

小室先生、貴重な機会をありがとうございました。

 

=====

昨夜、Sさんに
「Iクワドラントのメリットって
どんなことがあると思う?」と
質問したんです。

 

新中学生になったばかりの
Sさんには、かなり難しい
用語がオンパレード。

 

だから私
「この子、答えられるのなか・・・」
とちょっと不安を抱えながら
Sさんに質問しました。

 

Iクワドラント、
即ち投資家のメリットは
自分の時間を使わないことです。

 

お金に働らかせて利益を得る投資は
自分の労働時間を使わないのが
大きなメリットとなります。

 

ところが、
Sさんが答えたものは
「私が考えるIクワドラントの
メリットは、学歴に関係なく稼げることです」

私、とても感動しました。
本当に感動しました。

 

私が、お金の講座を、
中学生や高校生に教えている理由は
将来、不登校になったり
何かしらのハンディを背負ったとして
学校や会社を辞めるとこになったときにでも
経済的自立をしてほしいから。

経済的自由って、

お金の知識で

理論武装するしかないのです。

 

だから、お金のがっこうでは
イラストレーターになりたいお子さんに
毎月の売り上げの計画を
利益から導く方法を教えたり、

起業はしたいけど
何をやっていいか分からない
お子さんに、コンテンツの作り方を
教えたりしています。

 

だからね、Sさんが
「学歴が関係ないのがメリット」と
言ってくれた時に、
「あーーー、私が教えたかったことは
ちゃんと伝わっているんだな」と
涙が出るくらい嬉しかったのです。

 

ということで、

中学生以上が参加する

お金のがっこう

第二弾を行います。

ええ、たった今決めました!笑

開催日は、
5月1・2・3・4・5日の5日間。
値段は今回と同じ、42900円(税込み)。

 

中学生・高校生が参加しやすいように
GWに合わせました。

 

もちろん、大人の方の参加大歓迎です。
・・・というか、
幼児や小学生の
お父さんお母さんたちも
絶対に受講した方が良いと思います。

今回参加した親子も、
ぜひご参加ください。

 

まだまだまだまだ
教え足りないものが山ほどありますので、
内容や切り口を変えてお伝えいたします。

 

お金のがっこうのサポートをしていた
大学生の娘が講座を聞きながら
「この中学生・子高校生たち
末恐ろしいね」と言っていました。

 

はい、どんどん
末恐ろしくなっていただくことが
私の狙いであります。笑